借りた本

練習後の居酒屋にて借りる。


もっけは物の怪と上手く付き合っていこうって姿勢が感じらるのが良い。物の怪を力と技でねじ伏せるタイプの話が多い中で個性が光る。日常と非日常の境目が淡々と進んでいく様が心地よい。もっと湿っぽかったり土臭くなったりしそうなもんだけど、それを良い感じに押さえてるように感じられる。

俺としてはこの漫画を小学校高学年より上の世代にすすめてみたい。こう言う世界もあるかもしんないよ〜って感じで。不思議な事に対して押し付けがましいものが薄く、この手の作品の基準にしやすいのではないかと思うのだ。で、ここらを基準にしてよりドロドロした因習めいた世界を探るもあり、やっぱもっと派手で爽快なもんに流れるもありと。でも、今風の絵じゃないから子供受けは悪いかも。子供じゃなくてもそれにかなり好き嫌い分かれそうだしね。

ちなみに、俺みたいに田舎暮らしが長い人間はこの漫画からどことなく懐かしさを感じるんじゃないだろうか?近所付き合い、田んぼや海、じさま、ばさまの雰囲気、家の間取りなんかがこう、嫌にしっくり来ちゃう。「あー、ハイハイこんな感じだよねー」と。わかるかなぁ〜?わかんねぇだろうなぁ〜(松鶴家千とせ)

まぁ、4巻を一言で表せば「濡れ女萌え」。


へっぽこ9巻は・・・「やるなぁ、ダイスの中の人(苦笑)」って感じ。TRPGはコレがあるから怖くもあり面白くもあり。魔法狩人ヒース、良い味だしてるが今回のMVPはエキューだと思う。「悔しいけど、コレで耳がとがっていれば完璧?」とか。男なら老いも若きもこだわりを持ちたいものである。
とりあえず、俺も久しぶりにやりたくなりましたよTRPG!おーい、遊ぼうぜー。