ドレスデン国立美術館展見てきた

上野で時間があったので国立西洋美術館ドレスデン国立美術館展へ。
目的はカスパール・ダヴィット・フリードリヒの絵を見ることだった。いや。生まれて初めて本物(?)のフリードリヒの絵を見ることができてとても嬉しかった。
展示されていた作品は「雪の中の石塚(ドルメン)」、「エルベ渓谷の眺め」、「月を眺める2人の男」。もっと見たかったってのは贅沢だろうか?


もう、今日はこの後の飲み会出ないでこの印象を家に持ち帰ろうと思ったくらい感激した(笑)
他にもデューラーの素晴らしいエッチングも見られたし、フリードリヒが影響を受けたと言うアードリアン・ツィンクのセピア画も素敵だった。
たぶん絵画で言うと今回のメインはフェルメールの「窓辺で手紙を読む若い女」とレンブラントの「ガニュメデスの誘拐」なんだろう。良い作品だと思うけど、それほど好きな作品ではないので特に感想もないなぁ。


今回は時間が少なかったので絵以外は全て見ることはせず、見たいものを重点的に見た。
ザクセン王朝機のチェーンメイル、サーベル。更にはバトルアックスとメイス、ウォーハンマーが展示されており目を輝かせて閲覧した。いやー、ときめいた。少々、装飾過多なのは気に入らないけどやっぱ武器は良いね!
これも目玉展示なんだろうけど、アウグスト強王っちゅー人が身につけていたなんぼかかるかわからんくらいのダイアモンドコレクションは装飾過多の極み。歩く身代金だよもう。正直たいした感銘も受けなかった。アレならKISSのポールのギターの方が断然すげぇ(笑)
だが、その中の一つであるレイピアは良かった。まず何よりあの刀身の美しさには目を惹かれた。よくもまぁ時を経ても尚あれだけの輝きを保持しているものだ。またその刀身の形が先端から見ると十字型になるタイプだったのがとても興味深い。一方行からしか見れなかったから間違いかもしれないけど。あの形は重量を削りつつ貫通力を増す為のものだったと思う。飾りとして作られた武器の中に見える実用性に・・・萌えた。