買った本

ちょいと前に買った本ども。全部近所の古本屋にて購入。殆どがホラー小説。一気に背表紙の黒い本が増えた。

黒い家

黒い家

以前、ネット上でも評判が良かった「天使の囀り」を読んだが、俺はそれほど良いとは思わなかった。が、コレは面白い。文は全体的に読みやすい。時々出てくる特定分野の話の細かさもちょうど良い。さらに、天使〜で感じたラスト辺りでの怖さの尻すぼみも無く、楽しく読めた。

弟切草 (角川ホラー文庫)

弟切草 (角川ホラー文庫)

ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)

ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)

叫ぶような怖さではなく、這い登ってくるような怖さがある。そして結構なエロとグロが各所にまぶされているが、話の語り口が淡々としている為か露骨さが無い。また、岡山弁が多用されており、その独特の口調が良い感じに昔の日本の土臭さや閉じた世界の陰りを感じさせている。
なんか、怖くて気持ち悪い物を黒い薄布で包んだような感じが良い。
気に入ったから、作者買いしてみようかと思う。

夜啼きの森 (角川ホラー文庫)

夜啼きの森 (角川ホラー文庫)

つーわけで、作者買い(w
この方ホラーものもだけど、結構エチィ方面に傾いた話も書いている模様。俺はどちらかと言うとより恐怖に重きを置きたかったので、あらすじを読んでそれっぽい物を購入してみた。中はまだ読んでない。

もの食う人びと (角川文庫)

もの食う人びと (角川文庫)

前にチラッと読んで、面白かったので。
ものを食べるとは他の命を食らうこと。罪悪を感じるほどじゃないが、色々と考えることもある、大切なことだとは思う。

久々にライトノベルを読んでみたくなったので、いつぞや噂を聞いていた捨てプリを購入。自分で富士見のを買うなんて久々。