D.T.R

突然D.T.R(DIRTY TRASHROAD)の「Cybernetic Crim」が聴きたくなった。しかし残念ながらアルバムは実家にある。この一曲だけ録音したMDももう上書きした記憶が・・・。帰省した時にmp3にして持ってくることにしよう。
このバンド、たいして思い入れは無かった中古CD300円でワゴンの中にいたCDだったし、当時ベースを始めた俺が使っていたのが沢田大司モデル(これも中古)だったと言うことからなんと無しに買ってみたものだ。

どちらかと言うとアメリカンに通ずる乾いた感じと90年代に猛威を振るったモダンヘヴィネス系になりきれない音。
当時のクサメロ&スピード大好きな俺には全くピンとこなかった。ボーカルはウド・ダークシュナイダーから毛が抜けたようだし、歌メロと言うものがあまり無い。ベースもギターもたいして見せ場無い。やっぱ中古300円のCDはこんなもんか?

そしたら「Cybernetic Crim」。この曲だけは違った。
ドラマッチックな展開、吐き捨てシャウトではなくハスキーな声で歌いあげるタイプの歌メロ。長くて大仰なギターソロは派手なテクニックは無いがとても良く練られた構成。前述した乾いた音がまたサイバーちっくでいて乾いた荒野を思い出させるような絶妙な具合なのです。
なんだよ、あんたらこんなこともできるんじゃん!!
この曲の為に300円ならもうお釣がくる来るぜと何度もリピート再生。

そう、一曲リピート再生なのですよ。その他の曲は全く印象に無いってのがこのバンドに思い入れを持てなかった大きい理由だと思う・・・。以後、次ぎのアルバムもよく中古で見つけるが恐くて手を出していない。

今回参考までにググってみたら情報がまとめられた良いページを見つけた。キーワードは「DTR 藤本泰司」。トップから2番目くらいに出てきたgeocitiesのページ。綺麗なページでメインはLa'cryma Christiのページらしい。でもトップからD.T.Rのページにどうしてもいけない・・・。リンクは要連絡って事なのでURL載せるのは辞めた。俺、結構ひどいこと書いてるし。
そうか、沢田泰司市川市出身なんだ。ちょっと得した気分。作者さん、良いページをありがとうございました。