そんな性分

そこにあるのに、そこに見えてるのに、みんな手を出さない。出せない。でも、どうにかしなきゃって思ってる。そんな空気が俺でもわかるくらい濃くなっていく。
だから「ああー、もう!」って踏み出して手を伸ばす。
でも、事態はあんまり良い結果には繋がらない。良くてギリギリセーフ。大体は失敗。なかなかの率で助けに行った俺が助けられたり。たまに手を差し伸べたモノにも噛み付かれたり。

なんかこう、もう少し「スマート」にどうにかできないものか俺。
ちんけな責任感とか独り善がりの思いやり、クソったれな正義感。そんなもので背中押して、力も無いのに踏み出してたらいつかケガする。ホント。くそ、ヤダネ。


でも、そんな中で走り出すことすらできない自分も嫌い。な気がする。
・・・とか書いておくと少しかっこ良さげじゃないか俺?